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泥棒に入られにくい家を建てるには?➁

こんにちは!羽曳野市・富田林市・藤井寺市・松原市で新築分譲住宅を手がけるファミティホームです。
前回投稿(https://famityhome.co.jp/staffblog/泥棒に入られにくい家を建てるには?➀/ )に続き、泥棒に入られにくい家について考えます。
前編ではエクステリアまわりの防犯や、先進技術を利用した防犯システムをご紹介しました。
後編では、玄関や窓など開口部の防犯を中心に見ていきましょう。また、あまり知られていないものの実は効果的な分譲地ならではの防犯についてもご案内します。
【玄関・窓など開口部の防犯対策】
●室内が見えにくい玄関構造
玄関を開けた瞬間に家の中が丸見えになるのは避けましょう。玄関扉の開閉方向を前面道路からずらしたり、扉を開けてすぐに壁がある構造にすることで、内部の様子が把握しづらくなります。
●バルコニーのない家
近年、若い世代を中心に需要が拡大しているバルコニーのない家。バルコニーなしにすることで、足場がなくなり、よじ登って侵入するリスクを減らせます。
ファミティホームではバルコニーなし、ガス衣類乾燥機付きの家が標準仕様です。
※ご希望によりバルコニーあり、ガス衣類乾燥機なしもお選びいただけます
●サムターン回し、ピッキング防止
玄関からの侵入では、外側から特殊な器具を使って鍵を開けるサムターン回しや、鍵穴に特殊な工具を入れて解錠するピッキングなどの手口がよく用いられます。
ファミティホームでは防犯性にも優れた防火ドア「VenatoD30」を採用。防犯性の高い鎌錠や、着脱サムターンでサムターン回しを防ぎ、ディンプルキーやピッキング防止機能でピッキングに備えています。
出典:YKK ap
●電子ロック:
鍵穴がないタイプや、暗証番号、カード、生体認証などで解錠する電子ロックは、ピッキングなどの手口に強く、防犯性が高まります。
ファミティホームではオプションでご選択いただくことができます。
●すべり出し窓、上げ下げ窓、FIX窓:
死角になりやすい場所や、侵入経路になりやすい場所には、開口幅が小さいすべり出し窓や上げ下げ窓、開かないFIX窓(はめ殺し窓)を選ぶなど、防犯性を考慮した窓選びも重要です。
●防犯ガラス(CPマークガラス)
窓ガラスを防犯性の高い防犯ガラスや強化ガラスにすることで、ガラスを破って侵入する手口に強くなります。
●2重ロックサッシ
窓のクレセント錠だけでなく、上下に補助鍵を付けるなど、2重ロックにすることで、解錠に時間がかかり、侵入を諦めさせる効果があります。
●面格子・シャッターの設置
比較的死角になりやすい窓(お風呂、トイレ、キッチンの小窓など)や、庭に面した掃き出し窓などに、物理的なバリアとして面格子やシャッターを設置します。
特に電動シャッターは、就寝時や外出時に手軽に閉めることができ、見た目にも防犯意識の高さを示すことができます。
【中~大規模分譲地ならではの防犯力】
●部外者が侵入しにくい道路計画
計画的に開発された中~大規模の分譲地では、多くの場合、通り抜けやスピード走行がしにくい道路構造により、部外者の侵入を防止。これにより部外車両が分譲地内に入ってくると目立ち、犯罪の抑止につながります。
●見通しの良い街区や道路、街灯
多くの中~大規模分譲地では、通風や採光に配慮した区画割りや、道幅が広く安全な道路計画を実施。一般的な住宅街などに比べて、街全体の見通しが良く、死角が少ない街区が形成されています。
また街灯なども計画的に配置されていることが多いため、街全体が明るい印象になり、夜間の視認性や防犯性が高まります。
●住民の目が行き届きやすい環境
分譲地内の住民は顔見知りになりやすいため、分譲地内の目が行き届きやすく、地域全体で防犯意識が高まりやすい傾向にあります。
これらは単体ではなく、組み合わせて取り入れることで、より効果的に。
手軽な防犯仕様であっても、複数採用することで確実に防犯性が上がり、侵入者に防犯意識が高い家であることを印象づけることもできます。
大切な家財や家族を守るため、住まいの防犯性能を高めましょう!