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太陽光発電の買取価格が増額!?10月から初期投資支援スキームが始まりました

こんにちは!羽曳野市・富田林市・藤井寺市・松原市で新築分譲住宅を手がけるファミティホームです。

 

太陽光発電機器の導入を検討中の皆さまに、うれしいニュースです。
2025年10月からFIT(固定価格買取制度)が大きく変わりました。

 

これまで、太陽光発電の買取価格は年々減額されており、余剰電力買取制度開始当初の2009年は48円/kWhだった住宅用(10kW未満)太陽光の買取価格が、2025年上期には15円/kWhに。

 

ところが新たに「初期投資支援スキーム」が施行されたことで、FIT契約から当初4年間の住宅用太陽光買取価格が24円/kWhに増額されたのです。

 

そこで今回は、新制度「初期投資支援スキーム」を紹介。
制度の詳細や、これまでのFITとの違いを解説します。

 

【「初期投資支援スキーム」はどんな制度?】
初期投資支援スキームは、太陽光発電の設備導入にかかった初期投資費用の早期回収を支援する制度です。これにより、屋根設置太陽光発電の普及加速を目指しています。
下の表をご覧いただくと分かるように、2025年9月までは10年間一律15円/kWhだった住宅用(10kW未満)太陽光の買取価格が、2025年10月以降は初期4年間が24円/kWh、5年目~10年目が8.3円/kWhに変更されました。

 

~POINT~
●これまでFIT契約中の10年間一律だった買取価格が二段階方式に変更。
●初期4年間を高価格、残りの6年間を低価格に設定。

出典:支援エネルギー庁「再生可能エネルギーのFIT・FIP制度 屋根設置太陽光発電の初期投資支援スキーム

 

「初期4年の売電価格が高くても、残り6年が低価格になるなら、メリットにならないのでは?」と思う方も、いらっしゃるかもしれませんね。
そこで次に、「初期投資支援スキーム」が導入されたことで、太陽光発電を導入する方にどんなメリットがあるのか見ていきます。

 

【「初期投資支援スキーム」のメリットは?】

●返済額の利息を抑えられる
太陽光発電の機器購入などの初期費用をローンでまかなう場合、機器導入初期4年間に高価格で売電できることにより、ローンの元金返済を加速できます。ローン元本残高が早期に減ることで、最終的に支払う利息の総額を減らすことが可能です。

 

●投資回収年数を短縮できる
太陽光発電を導入した当初4年の高額売電期間があることで、従来よりも短い期間で機器の初期投資費用を回収することが可能です。
これにより、太陽光発電を導入する際の心理的・金銭的なハードルが下がります。

 

大きく変わったFITについて、ご不明な点があればお気軽にご相談ください。
購入をご検討中の土地(家)や、現在販売中のレディビルドハウスで、どの程度の発電量や売電が見込めるのかシミュレーションもさせていただきます。

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