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ファミティホームは長期優良住宅が標準!④維持管理・更新の容易性

こんにちは!羽曳野市・富田林市・藤井寺市・松原市で新築分譲住宅を手がけるファミティホームです。

 

一戸建て住宅における長期優良住宅の認定基準で、主要な4項目をご紹介するシリーズ連載!前回お届けした「劣化対策」に続き、「維持管理・更新の容易性」について取り上げます。
※「①長期優良住宅とは?」「②省エネルギー性」もご覧ください♪

 

長期優良住宅の認定基準における主要な4項目「省エネルギー性」「劣化対策」「耐震性」の中でも、実は基準に達していない住まいが多い「維持管理・更新の容易性」!
配管などの維持管理・更新を簡単にするための認定基準です。

【維持管理・更新の容易性とは?】
「構造躯体に比べて耐用年数が短い設備配管について、維持管理(点検·清掃・補修・更新)を容易に行うために必要な措置が講じられていること」が求められます。住宅性能表示において維持管理対策(専用配管)の最高等級である等級3が認定基準です。

 

●維持管理・更新の容易性の認定基準
a)コンクリート内埋込配管がないこと
※壁、床、梁または基礎の立ち上がり部分を局部的に貫通する場合は除く
b)地中埋設管上にコンクリートを打設しないこと
※構造躯体に影響を及ぼさずに配管の点検·補修が行える場合は除く
c)専用排水管の内側が平滑で、たわみ、抜け等が生じないように設置されていること
d)排水管における掃除口または清掃可能な措置が講じられたトラップを設けること
e)主要接合部などは排水管の掃除口において点検または掃除可能な開口部が設けられていること

 

※出展:国土交通省 長期優良住宅制度の概要について(新築・木造軸組版)

 

維持管理・更新が容易であれば最小限の費用、手間、時間で設備配管の点検、清掃、補修、取り換などが可能。反対にコンクリート内へ直に配管が埋め込まれている、排水管の点検や掃除をするための開口部がないなどの理由で点検やメンテナンスがしにくければ、補修や取り替えのたびに高額な補修費や大掛かりな工事が必要となります。
点検や清掃が不十分になり、傷んだ場所の発見が遅れたり、劣化が早まったりすることも。
家を建てる時に注目する方はそれほど多くないものの、重要な項目です!

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